新blogできています

このblogは、現在更新を停止しています。 新しい記事は新blogに追加されます。

2015年4月19日日曜日

2015年に松下電工の製品を買った話

大阪から大和高田に引っ越してきて2ヶ月ほどになる。
家賃が安いのをいいことに一戸建て借りているのだけど、さすがに安いだけあって、リフォーム済みとはいえ築45年で、色々作りが古いところもある。
それでも広すぎるくらい広いのは快適だけどね。

で、現在4部屋+台所があるうち、2部屋にまだ電灯すらついていない。
というのも、天井の造りが古すぎて、シーリングライトが付けられない部屋があったりする。
また、電灯の壁スイッチもないので、下手なもの買ったら消灯不能になる。





これが居間の天井なのだが、部屋の中央に向けて角度がついている上に、梁まで通っていてもう完全にシーリングライト不可。

で、ペンダントライトを探していたのだけど、最近の照明売り場はLEDシーリングライトに占拠されていてペンダントライトが少ない。寝室用のおしゃれペンダントしかない家電量販店もあったくらいで、ああいうの高いわ暗いわで論外。

それでこの部屋には、天井の引っ掛けシーリングからE26口金に変更するアダプターをつけ、三号国民ソケット(紐スイッチつき)を噛まして、SHARPのLED電球DL-LG72L(電球色700lm)をつける、と一見戦前みたいな天井にしている。
ちと暗いけど私わりと薄暗くて平気だし、一番長くいる部屋で10Wちょいだから省エネだしで、まあ悪くない。

また、シーリングライトが取り付けられる台所と二階のひと部屋には、貰い物のリモコン操作のシーリングライトを取り付けてあるのだが、いかんせん壁スイッチがないので操作はすべてリモコンだけ。
壁スイッチなし・リモコンのみってのは、暗い中でリモコンを探すという手間が毎回確実に発生するので、実際かなりバカらしい。電池いるし。
紐スイッチって、必ず決まった場所にあって、手探りでも簡単に見つけられるのだから、非常に優秀。ハイテクならいいってもんじゃありませんな。


そんなわけで、まだ明かりのない部屋には、紐スイッチつきのペンダントライトでいきたい。
シーリングライト死すべし。というかリモコン滅すべし。慈悲はない。

それで、日本橋でんでんタウンに最近できたビックカメラのアウトレットを覗いたら、旧型のペンダントライトがあった。
しかも安くて1000円くらいで、メーカーも変なところじゃなくて天下のPanasonic(と値札に書いてたと思う)。
喜んで買って帰ったわけですね。


買って帰る道々でふと見たら、PanasonicじゃなくてNationalで、しかもパナソニック電工じゃなくて松下電工
松下電工がパナ電工になったのは2008年のことだから、少なくともそれより古い。
まさか2015年に、松下電工の製品を新品で購入するなんて……!

さらに、このHH3002Xという品番、ぐぐっても何も出ない。HHと3002Xにスペースをあけると何しかヒットはするけれど、それらしい情報なし。


さっそく開けて取り付けてみると、セードもないミニマルな製品。
当然インバーターとかハイカラなものじゃなくて、グロースターター。まあこれはそのうち電子点灯管に替えるか。


さすが松下の製品だけあって電球は信頼のパルック。
しかしこのパルックのロゴ、かなり前に見たやつだぞ……。
ちなみに点灯管の使用期限も平成28年になっている。終わりかけじゃないか。


ちょっと裏側。
セードは別売りで取り付けられそうな雰囲気。売ってるかどうかはともかく。


ラベル拡大。2004年製か。
これはもう10年間以上の間ずっと、倉庫で眠ったままになっていた品っぽい。


そんなものでも、取り付けると何の問題もなく動作する。
まあ、装置自体は当たり前に10年20年使われていそうなものだから、別に不思議もないのだけど、グロー球やら蛍光灯自体も特に何事もなかった。10年前の蛍光灯とかグロー球使ったことないから、ふつうのコトかどうかわからんけど。